ただ、いまになって思うと、私が常に意識していた「何か」というのは、装置ではなく健康だったのかもしれません。そして、自分は何かを達成しようとしているという、誇りと期待。もっといえば、充実感というのでしょうか。大人になってから、こんな気分になったのは初めてでした。歯列矯正に踏み切るのは勇気のいることだと思います。それも大人になってからの場合、費用や仕事、時間の問題もありますし、大きな決断でしょう。それでも、一度治療を始めてしまえば、思ったほど負担はありませんでした。
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